新型と旧型があります。
このシールドには、「電源投入時にリンクアップしない」という有名な問題がありまして、
外部電源利用時には、電源再投入のたびにリセットボタンを押さなければ
なりませんでした。
新型では、シールド内部にパワーオンリセット回路が内蔵されたので、
この問題は解決しているのですが、旧型 はどうにもなりません。
「新型に買い換えちゃえYO、IYH」というのももったいないので、
旧型でもパワーオンリセットできるよう小細工してみました。
ちょっとググってみたところ、この「電源投入時にリンクアップしない」
問題に対する対処は、色んなかたが試みられています(ココとかココ)。
それらの議論の中で「シールドを重ねるのがArduino的」という話が
出ていました。
「なるほどぉ」と感心したので、外部パワーオンリセットシールドを作ってみました。
回路図は下記の通り。
PST597DNは、Vccを監視して、+4.2V超えたタイミングから
100ミリ秒遅延させてVoutへ出力するリセットICです。
念のため、パスコンとクランプダイオードを回路に入れてあります。
で、実際に製作したのがコレ。
ユニバーサル基板4×4のサイズに詰め込んでみました。
SOT-25パッケージをランド2つにハンダブリッジでまたがせる、
などという実装なので、私のテクではどうしてもイモハンダに
なってしまいます。
シールドと呼ぶには小さすぎますが、こんなのがシールド名乗ってるんだから、
これもシールドと言い張ってもイイかと思います。
パッと見には1cm角しかありませんので、指輪かペンダントにしか見えませんがw
イーサネット・シールドの【RESET・3V3・+5V・GND】の4ピン部分にだけ
重ねて使います。
こんな感じ。
これで、外部電源利用時に、Φ2.1mmジャック・ACプラグの
どちらを抜き差ししてもちゃんとリンクアップするようになりました。
超絶ハンダ付テクを持ってる方なら、ピンヘッダの代わりに
燐青銅かなんかでクリップ端子をランド上に作り上げれば、
Arduinoとイーサネット・シールドの隙間に挟み込めるかも
知れません。
超絶ハンダ付テクを持ってる方なら、ピンヘッダの代わりに
燐青銅かなんかでクリップ端子をランド上に作り上げれば、
Arduinoとイーサネット・シールドの隙間に挟み込めるかも
知れません。
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