- この「Sub1.vi」を、下図のように Temp 以下のサブディレクトリに移動した場合、
- 「Main1.vi」を開く時にサブVIの再サーチがおこなわれ、
- 自動的に「Sub1.vi」が見つかり、
- 「Main1.vi」は未保存状態になる
- 逆に、Temp 以下のサブディレクトリに「Main1.vi」を移動した場合、
- 「Main1.vi」を開く時にサブVIの再サーチがおこなわれる
- しかし「Sub1.vi」が見つからず、ファイルオープンダイアログが開く
- 「Main1.vi」は未保存状態になる
- サブVIは親VI中に絶対パスで保管されているわけではない
- サブVIが見つからない場合のサーチパスには、自身より下位ディレクトリが含まれる
以下のように、「Main1.vi」と「Sub1.vi」が異なるディレクトリにあるとする。
この Temp1 ディレクトリをリネームしてから「Main1.vi」を開いても、サブVIの再サーチはおこなわれず、未保存状態にもならない。
しかし、 Temp1 ディレクトリ内に作成したサブディレクトリへ「Main1.vi」を移動した場合には、
- 「Main1.vi」を開く時にサブVIの再サーチがおこなわれる
- しかし「Sub1.vi」が見つからず、ファイルオープンダイアログが開く
- 「Main1.vi」は未保存状態になる
- サブVIは親VI中に相対パスで保管されている
つまり、サブVIというのは、下図のような「相対パスによるリファレンス呼び出しノード」の糖衣構文である、と見做すことができる。
……寝る